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プロが教えるファスナータイプの危険性とは?

ファスナータイプはナイフで切られるから危険。と思う人が多いと思う。違うんだ。そんな簡単な話じゃない。もっと恐ろしいデメリットが隠れている。それを今日は記事にしていくから最後までしっかり読んでほしい。

ファスナータイプのスーツケースとは?

その名の通りスーツケースを開け閉めする部分がファスナーになっているタイプ。もうひとつはフレームタイプね。このファスナータイプはだいたい2005年頃、日本で大ブームになり今でもメインのスーツケースのひとつとして販売されている。

このスーツケースのいいところは通常、アルミフレームを使用している部分をファスナーにしているため軽量になる。このタイプはマチを付けることができるのでWファスナーという表現で荷物が増えた時ケース本体の容量を増やすことも出来るタイプも多い。このマチ付きのWファスナーを気に入って購入する人も最近では特に多いんではないだろうか?

ファスナータイプの欠点、デメリットとは?

個人的にはフレームタイプよりファスナータイプのスーツケースが好き。出張で使うときは必ずファスナータイプだな。上で書いた通り軽いっていうのが一番。軽いのは取りまわしがめちゃくちゃ楽になるからね。

ファスナータイプはセキュリティーに関してフレームタイプより劣るのは確か。ナイフで切られてしまうと中身をとられる。という心配はあると思う。でも、窃盗する人から万が一目をつけられたら、ケースごと持っていかれるよ。そして、ファスナータイプのスーツケースはナイフを使わずにボールペン1本あればファスナーを開けることが可能なんだ。 もし、今家にファスナータイプのスーツケースがある人はボールペンでファスナーを突き刺してみて。簡単にファスナーが開くから。しかし今は防犯対策しているファスナータイプのスーツケースもちゃんと販売されている。メインのファスナーが2重になっていて通常のシングルのファスナーより数段セキュリティーは向上されている。見比べたらわかるけど、もしわからない場合は店員さんに聞いてみようね。防犯対策されているボールペンで開かないファスナータイプスーツケース 検索でソートをかけたけど防犯対策されていないスーツケースも出てきているから見てもわからない場合は問い合わせてみよう。

防犯対策しているファスナータイプのスーツケースが少ない理由

概算だけど、日本で販売されているファスナータイプのスーツケースで防犯対策されている商品は全体の1割もない。なぜこういうことになっているのか?そう簡単に出来ない理由はいくつかある。

1つはシンプルに在庫リスク。商品の切り替えが出来ないというか難しいこと。スーツケースの輸入の場合、コンテナ単位で仕入れ入荷している。40フィートのハイキューブならLサイズ換算で500台前後入る。スーツケースの場合は入れ子で入荷するからLMSセットの3サイズがメインで入る。ようは1台のコンテナで500台×3サイズ=1500台になる。そして基本1コンテナで作れるカラーは多くて4色程度。今スーツケースのカラーバリエーション凄いでしょ?2コンテナ入れて多くても8色。そうなると3000台の在庫を抱えることになるんだ。一つのデザインでこれだけの在庫リスクがある。そしてそれを倉庫で確保しているんだ。1つのデザイン(シリーズ)でだ。ここに新しく防犯対策出来たファスナータイプのスーツケースを仕入れたらどうなる?今まで自分で販売していたボールペンで開くスーツケースを全否定して販売しないといけない。残っている在庫は当然売れない。商品の切り替えが非常に難しいんだ。

もう一つは、シンプルに販売者が問題として考えていない。ということ。大手含めみんな通常のファスナーのスーツケース売っているから別にいいか。という考え。在庫切り替えも面倒だし、そうなった時に考えるか。くらいで販売していると思う。販売者がこの問題を知らないということはありえないからね。本当に知らない程度の知識ならスーツケース販売やめてくれと俺は思う。

最後にもうひとつ。技術的な問題。これはもう近年では解決されてきている。この防犯対策されたファスナーが日本に入ってきた当初はファスナーのかみ合わせが固く、スーツケースのコーナー部分でよくひっかかりをする商品をみてきた。しかし今ではファスナー部品の技術もあがったしスーツケース工場の技術もあがっているから、防犯対策されたファスナーで製造出来ないレベルの工場は日本に輸出してはダメだね。

本当の恐ろしさはここにある。

防犯対策スーツケース

旅慣れている人からすると、スーツケースに貴重品入れないから問題ないよ。って思う人もいるかもしれない。いや、違うんだ。ファスナーを開けられて荷物を盗まれるより恐ろしいこと。それはなんだ?

そう。物を入れられてしまうということ。

プレゼント?ラッキーwじゃない。もしその国で禁止されているものを入れられたら?知らないうちに運び屋になっていたら?恐怖しかない。とられるのはまだいい。知らない間に運び屋になってしまう可能性があるんだ。

スーツケースを販売するにあたりこういう危険性をスタッフは購入者に伝えないといけない。伝えると売れなくなるから伝えない。この悪循環でファスナータイプのスーツケースは今日現在も販売されている。途中書いたように対策されているファスナータイプのスーツケースもちゃんとあるから、購入者はしっかり判断して購入することを強くおすすめする。

防犯対策されているボールペンで開かないファスナータイプスーツケースはこちら。防犯対策されていないスーツケースもここに出てしまっているのでページをみてわからない場合は店舗に問い合わせて購入をしましょう。

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