店頭、インターネットでスーツケースを購入して早速使おうと思ったけど、これ不具合（不良品）なのか？と疑問に思う所をピックアップしていこうと思う。
フレームのがたつき
フレームタイプのスーツケースを閉めた状態でフレームにがたつきがある。左右にゆらすとガタガタする。これは遊びといって多少のガタツキはどうしてもある。スーツケースの設計に問題がある場合を除きほとんどのフレームタイプのスーツケースには遊びがあるのでどうしても多少のガタツキはあるからそれは不具合ではない。中身が見えるほどガタガタしている場合はもちろんダメ。それは店舗に連絡しよう。
ファスナーのひっかかり
ファスナーを開け閉めするとき若干ファスナーがひっかかるような気がする。スーツケースのファスナーは専用のファスナーを使っているからどうしても衣類等のファスナーに比べ重く感じる。特にスーツケースのコーナー部分はひっかかりを感じる。しかしそれは仕様と思って。コーナー部分はファスナーのつまみを持ち上げる感覚で開け閉めしてほしい。それでもファスナーが重く感じる場合は、ロウソクをファスナーにこすりつけてみてください。あと、目が飛んでいる場合。欠けていない場合はどこかで2つ分、目をファスナーがとっているので一度ファスナーを全部あけてもう一度ゆっくりファスナーを閉めてみてください。数回やって状況が変わらない場合はファスナーの目が飛んでいる箇所から数十センチのところをドライヤーの熱風を数秒あててもう一度ファスナーの開け閉めをしてみてください。それでも直らない場合は目が欠けていると思うんで、店舗に交換依頼をだしましょう。
キャリーハンドルのがたつきと固定できる箇所
キャリーハンドルを最大時まで伸ばすとガタガタする。これもフレームタイプで書いたのと同じく遊びなんだ。特にSサイズ、小型サイズのスーツケースはキャリーハンドルを長くする必要がある。そうするとどうしてもガタツキの遊びが大きくなり、ハンドルがグラグラして大丈夫か？と思うけど不具合ではないから心配ない。ありえないくらいぐらんぐらんする場合を除きスーツケースの仕様だと思って使ってもらいたい。
あと、キャリーハンドルの固定される箇所。これはSサイズ、22インチ以下のスーツケースのみ仕様がかわってくる。キャリーハンドルの仕様が変わってくるんだ。太さの違うキャリーバーが出てくるタイプ。このタイプのキャリーハンドルは途中で固定する場合、一度最大時までキャリーハンドルを引き上げて、使いやすい箇所で固定するというやりかたになる。だから、引き上げ時では途中で止まらない。必ず一番上まで引き上げて途中で固定するように。固定できる箇所はキャリーハンドルの内側に穴が開いているところだけ。それ以外では固定されないので注意。
スーツケース内部にある中央のファスナー
現在販売されているスーツケースにはほとんどこのファスナーがついていると思う。スーツケース内部の中央にファスナーが通っていると思う。ないものもあるよ。このファスナーはメンテナンス用のファスナーになるんで通常時は使わない。荷物を入れる場所でもない。部品交換が必要になった時に開けるファスナーになっている。そして荷物を入れる際邪魔にならないようにほとんどのメーカーさんはこのファスナーにつまみはつけておらずファスナーを逆にしている。
何か中央にファスナーあるけど逆についているしつまみもない。これ不良品だな。って思われるかもしれないけどそうじゃないから安心してください。
ダイヤルロックの鍵穴
ファスナータイプ、ソフトタイプのスーツケースのロックシステムはケース本体にロック機能がついており、そのロックシステムにファスナーのつまみを差し込んでファスナーをロックする仕組みになっています。このロックシステムは現状2タイプのものがあります。
1つはキーを使ってロックをするタイプのもの。上記に書いた通りファスナーのつまみをロック機構に差し込み付属のキーを使って鍵穴を回しファスナーのつまみをロックする仕様です。通常2本ついているので1本は別の場所で保管するか、旅先で紛失する可能性もある場合は財布等に入れておいて持ち歩くのもいいかもしれません。
もう一つはTSAロックタイプの3桁のダイヤル錠がついているもの。このタイプは3桁の暗証番号を設定してダイヤルロックで開け閉めするタイプです。ロック方法は同じくファスナーのつまみを差し込む方法。TSAロックの場合勘違いされる方がいるのが、この3桁のダイヤル錠にも鍵穴がついているんですよね。だから付属のキーがない。というお客様がいますけど、もともとこのタイプにはキーはついていません。この鍵穴はTSA職員がマスターキーを使って開ける場合に使う鍵穴です。もともとついておりませんし、お客様が持つことは出来ないマスターキーになっているんで勘違いされないようにしてくださいね。スーツケースリアルタイムランキングはここからチェック出来るよ。
また思いついたことが増えたらここに随時追記していくね。
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